カッパ・ノベルス<br> 山手線5.8キロの証言

カッパ・ノベルス
山手線5.8キロの証言

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784334027476
  • NDC分類 913.6

内容説明

旅行雑誌の編集者・香月修は、帰宅途中、何者かに襲われ、殴殺された。物盗りでもなく、人に恨まれることもない。彼は山手線1周の取材に携わっていただけだ。ところが、香月が車窓から撮影した写真が、死後、奪われてしまった!香月はいったい何を目撃したのか?ここに動機を求めて、十津川警部は山手線の乗客の中から目撃者捜しを始めたが…。一方、取材の話を聞いたホステス・北村友美も失踪、多摩川で死体となって発見された。遺された大粒のルビーの指輪に秘密が?旅情と謎とを見事に融合した。“トラベル・ミステリー”の秀作を集めた最新傑作集待望の第6弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

9
 「勝手に列車祭」第139弾。この本は1冊であり文庫コレクション265冊目であった。1991年 2月20日 初版。短編集であった。表題作は山手線での事件だが、誘拐犯と被害者が示談していたため、表面化していなかった。キレッキレの日本一忙しい警部は、山手線の外側200メートルにこだわる。鍵は結局千葉から来た行商のおばさんだが、これが書かれた’87年で山手線に行商が乗るのかと思った。2016/11/26

コマンドー者

1
十津川ものの88年発表の短編集。さすがにこの頃になると、若干プロットやオチが強引かなと思うものが増えてきたが、安定して楽しめるのはさすがだ。2022/05/07

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