感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
32
中学生くらいの頃には読んでいました。あまり森村誠一氏の本は読んでいませんが、このシリーズはかなりはっきり覚えています。生体解剖等の、おぞましい蛮行の数々です。 731部隊のデータ、GHQ経由でアメリカに渡り、東京裁判で関係者が処罰を免れたりとか、色々ありました。生物兵器の研究等もしていた部隊ですので。 いわゆる薬害エイズ訴訟で関係者が出てきたり。(ミドリ十字社に関係者がいたりした) こういう記事、全国紙等では連載できなかったでしょう。森村氏の訃報を受け、記事を載せておきました。続編も読んでいます。
つちのこ
2
光文社ノベルス1982年46刷刊。同年読了
ゆー
1
父の本棚にあったもの。 小学生の頃に読んで、衝撃的だった。 誇張したエピソードなどもあるというのを数年後目にしたが、それをもってしても有り余るほど鬼畜。 ハルピン?という地名を聞くとそれを思い出すくらい印象的な本となりました。 古今東西、戦争となればどんな酷いこともあったと思うけど、初めて具体的に戦争の中でどんなことがあったかっていうのを実感したような気持ちになったのがこの本を読んだ時だった。