内容説明
韓国情勢に日本人の関心が集中している。その韓国の特徴ともいうべき「経済の高度成長」を支えてきた韓国の経営者たちが、これまでの成長を達成するのに、どのように努力してきたか、これからの韓国企業はどのような方向に進もうとしているのか、こういう多くの疑問に、高度成長の推進役ともいうべき経営者本人が自ら答えてくれたのが本書です。韓国最大の企業集団のひとつ、現代グループを創設し、今日の姿にまで成長させた実績の背景にある経営者の姿を、本書は見事に浮き彫りにしている。
目次
第1章 円高、ウォン高時代の韓国経済
第2章 太平洋進出に賭けた「現代」の社運
第3章 儒教精神こそわが経営哲学
第4章 ポニーを牽引車として世界市場をねらえ
第5章 韓国社会を誤解している日本人
第6章 真の力は温柔である―逆境が生んだ王国建設への決意