内容説明
いつも患者のことを第一に考える医者と看護婦がいて、清潔で設備が整い、待たせることなく十分な診察をしてくれる…と、そんな病院があれば、著者はこの本を書く必要はなかっただろう。それほど、現代の病院と、医者の質は低下している。著者もかつて病院を経営する医者であったから、なぜこうなってしまったかは十分承知している。そんな訳で、本書は100パーセント患者の側に立って書き下ろした。
目次
第1章 医者が「歓迎する患者」「敬遠する患者」
第2章 あなたはこうして裏切られる
第3章 「医は仁術」はすでに死語
第4章 カルテと保険のカラクリ
第5章 誰もが悩む「付け届け」「謝礼」
第6章 病院で死んで幸せか?
第7章 医者を使う患者になれ!