おかえり、フク

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おかえり、フク

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784333029068
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

山の集落に暮らすカネオさんとレイコさんの夫婦は、ある日、崖の下でうずくまっていた、生まれたばかりのニホンカモシカの赤ちゃんを保護しました。そのままでは自然の中で生きていけない状態だったので、一歳まで育てて山へ帰すことになりました。
ミルクをあげ、山の草を食べさせ、いっしょうけんめい世話をしたカネオさんとレイコさん。フクと名付けられた赤ちゃんは二人に慣れ、集落の人にもかわいがられてすくすくと育ちました。でも、ついに別れの日がやってきます――。
命のぬくもりと別れを描き、野生動物と人との関わり方を問いかける絵本。岐阜県で実際にあったお話から生まれました。

内容説明

岐阜県の山あいの集落に暮らすカネオさんとレイコさんは、ある日、がけの下でうずくまっていたニホンカモシカの赤ちゃんを保護しました。そのままでは自然の中で生きられない状態だったため、1歳まで育てて山へ帰すことになりましたが―。必ず来る別れを前に「慣れすぎてはけない」と、気持ちをおさえながらフクを見守った夫婦の愛情が胸を打つ、実話をもとにした絵本。

著者等紹介

北川チハル[キタガワチハル]
愛知県生まれ。保育士を経て絵本と童話の世界へ。おはなしライブや親子の絵本タイムを応援する活動にも取り組んでいる。『チコのまあにいちゃん』(岩崎書店)で児童文芸新人賞、『ふでばこから空』(文研出版)でひろすけ童話賞、児童ペン賞童話賞を受賞

鈴木びんこ[スズキビンコ]
埼玉県生まれ。制作プロダクションを経てフリーイラストレーターとなる。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

38
実話を基にしたおはなしです。一度保護した動物を野生に戻すことがいかに難しいかがよくわかるエピソードです。遠くに話す、というのもなんだか捨てているようで辛かった…。野生と自然の共存と適度な隔離は、本当に難しい問題です。2024/04/05

k sato

29
夫婦が遭遇したのは臍の緒のあるニホンカモシカ。足を脱臼したカモシカ・フクを自宅で育て野に帰すまでを描いた実話絵本です。特別天然記念物の飼育は禁止ですが、役所と相談し1年後に野生に戻すことを条件に保護しました。文脈や絵から推測して別れが近づいていることを察知せざるを得ません。遠方に放っても夫婦の元に帰還するフク。夫婦を見守りつつ自分の存在を示す・・・種を越えた絆を感じました。十三年目、フクは夫婦と川の字で寝ていました・・・共通祖先から分岐した哺乳類のDNAには相互互助の仕組みが備わっているのでしょうか。胸熱2024/02/16

読生

4
そりゃ帰ってくるよ。 半野生って形に落ち着いたということね。 でもなんか、大人になって家を出て、たまに帰ってくる子どもみたいな。 家族なんだな、やっぱり。 2023/10/04

NOYUKI

3
何で優しい話だろう。幸福のフクは、幸せだったねー。胸が温かくなりました。2023/11/11

らんどるる

2
読メを見て。ケガをしていて保護されたニホンカモシカの赤ちゃんと助けた夫婦との話。実話。天然記念物なので1年世話をして山に返したものの、結局は戻ってきて近くの山を縄張りにし、助けた夫妻や周囲の人に見守られ、一生を終えた。最後に写真あり。野生動物の保護の美談として受け止めていいのかな。(7分)2024/06/18

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