内容説明
濁世のいま、親鸞の“生き方”を辿る者だけに、親鸞の言葉が聞こえてくる。「よしんば法然上人にだまされて、念仏した結果地獄に堕ちたとしても、わたしに後悔はない」(歎異抄)
目次
第1章 善人と悪人
第2章 親鸞と法然
第3章 僧にあらず、俗にあらず
第4章 親鸞の他力の思想
第5章 京に帰った親鸞
第6章 晩年の親鸞
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年(昭和11年)、大阪市に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。1965年から二十年間、気象大学校教授をつとめる。退職後、仏教をはじめとする宗教の解説書から、仏教的な生き方を綴るエッセイまで幅広く執筆するとともに、全国各地で講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。