出版社内容情報
看護系でとくに必要な生物学の基礎について解説した半期用の教科書.高校で生物を十分に学んでいなくても理解できるように,構成と記述に工夫をこらした.「生化学・生理学などの看護系専門科目への橋渡し」というコンセプトのもとに,とくにヒトに関する生物の基本をわかりやすく説明する.
目次
生物の最小機能単位―細胞
体液のしくみと働き―水に支えられる細胞
遺伝情報を担うDNA―遺伝情報の伝え方
遺伝と遺伝性疾患のしくみ
代謝総論1 化学エネルギーと代謝
代謝総論2 化学反応と酵素
糖質の代謝
脂質の代謝
タンパク質・アミノ酸の代謝
内分泌系による情報伝達
神経系による情報伝達
血管系とリンパ系
免疫系のしくみ
著者等紹介
西沢いづみ[ニシザワイズミ]
1957年京都府生まれ。1982年新潟大学理学部生物学科卒業。2017年立命館大学大学院先端総合学術研究科生命領域一貫制博士課程修了(学術博士)。現在、京都中央看護保健大学校・姫路大学ほか非常勤講師。立命館大学地域健康社会学研究センター客員協力研究員。専門、免疫学・地域医療史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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