出版社内容情報
さまざまなものにばけてきたタヌキは、ふと思った。「おれは、まことにタヌキであろうか」。そんなタヌキの前に現れたカラスは何事もないように言った。「おまえは今、たまたまタヌキなだけだ」。なんと……。おれは、たまたまタヌキなのか……。
絵詞(えことば)作家とシュールな画家がタッグを組んだ、ナンセンス哲学絵本。
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年、福岡県生まれ。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(童心社)で日本絵本賞を受賞。絵本に「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)、『かあさんのこころ』『うみべのいす』(佼成出版社)他多数。
高畠那生[タカバタケナオ]
1978年、岐阜県生まれ。絵本作家。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で日本絵本賞を受賞。絵本に『チーター大セール』『でっこりぼっこり』『まってるまってる』(以上、絵本館)『だるまだ!』『カッパのあいさつ』『あるひ こねこね』(以上、好学社)、『バナナじけん』(BL出版)他多数。
内容説明
いままでさまざまなものにばけてきたタヌキはふとおもった。「おれはまことにタヌキであろうか」そんなタヌキのまえにあらわれたカラスはなにごともないようにいった。「おまえはいまたまたまタヌキなだけだ」なんと…。おれはたまたまタヌキなのか…。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年、福岡県生まれ。独自の作風で活躍。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(童心社)で日本絵本賞を受賞
高畠那生[タカバタケナオ]
1978年、岐阜県生まれ。絵本作家。『ぼく・わたし』(絵本館)でデビュー。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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