内容説明
せかいでいちばん大きなおいもはせかいでいちばん大きな人に食べてもらうため、旅に出かけます。小学校低学年向け。
著者等紹介
二宮由紀子[ニノミヤユキコ]
1955年大阪府生まれ。「ハリネズミのプルプル」シリーズ(文渓堂)で赤い鳥文学賞、『だれか、そいつをつかまえろ!』(BL出版)で日本絵本賞翻訳絵本賞、『ものすごくおおきなプリンのうえで』(教育画劇)で日本絵本賞大賞、『へちまのへーたろー』(教育画劇)で日本絵本賞など
村田エミコ[ムラタエミコ]
1969年東京都生まれ。1993年より木版画製作を始める。1994年に初個展。以来、年に1回、新作版画の展覧会をひらく(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
ヤマモトさんご夫婦とせかいでいちばん大きなおいもの関係が、漫才のような(おいもの)こどものような(笑)会話しちゃったおいもは食べる気にはなりません!2019/02/20
こどもふみちゃん
5
小2次男独り読み。児童書。全ルビ付き。5~7歳向け。2015/03/09
鳩羽
5
ヤマモトさん夫婦が掘った世界で一番大きなおいもは、世界で一番大きいのだから、世界で一番大きい人に食べてもらおうと出かけていく。どんどん大きな人に出会っていって、とうとう世界で一番大きな人に会うのだが、その人はイモが苦手で食べられない。最初偉そうだったおいもが、だんだんビビり出してきて、最後にしょんぼりして帰ってくるのがかわいい。しかも家に帰ると、自分よりさらに大きなイモがいる。それでも、世界で一番大きなひとを泣かせたおいもとして、ちょっと自信回復。キレのいいテンポと笑いのある本。2014/10/21
みとん
4
ヤマモトさんと奥さんが、畑で掘り出した大きなおいも。ヤマモト夫妻と同じくらいの大きさの世界で一番大きなおイモ。なぜか気位も高く、ヤマモト夫妻の調理法に納得せず、「世界で一番大きな人に食べてもらおう!」と開き直り、旅に出る。次々に出会う「○○番目に大きな人」。とうとう出会った世界で一番大きな人。食べてもらえるか!?まぁ、面白いラスト。芋掘りをしたばかりなので、図書室に展示&1年生に読み聞かせをしようと思いました。ついでに市内の学校司書が作るブックリスト「食欲の秋」にも推薦しました(笑)焼き芋食べたい!2017/11/07
おひさま家族
2
小1次男読み聞かせ。版画で描かれた挿絵がいいですね。世界一大きなおいもは世界一大きな人に食べられたくて旅に出たけど・・・という話。世界で〇〇番目に大きな人、と繰り替えされる文章が楽しかったらしくフフっつと笑って聞いていた。2016/12/09