内容説明
ケンタくんがタカおじさんからしょうたいされたみなみじまは、“かいぶん”のしまだった。「かいぶんってなあに?」たのしいかいぶんがつぎつぎにでてくるよ。
著者等紹介
石津ちひろ[イシズチヒロ]
愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞
石井聖岳[イシイキヨタカ]
静岡県生まれ。名古屋造形短期大学卒業。学童保育でアルバイトしながら、子どもの本専門店メリーゴーランドの絵本塾に通う。ニッサン童話と絵本のグランプリで佳作入賞。『ふってきました』(講談社)で日本絵本賞、講談社出版文化賞絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
27
回文を作る入門絵本です。 偶然できた回文に喜んでいた自分が、少しはずかしくなりました。 ちゃんと法則があるのですね。 でも、この頭の体操は、少し学年が上がってからかもしれないと思いつつ、楽しむだけなら中学年でもいいかなと思いました。 自分でも回文を作りたくなる絵本です。2021/04/28
いろ
16
おじさんの住む島を行く道々,皆に「回文作って。」と頼まれて,ケンタが次々に回文を作るお話。「言葉をまず逆さにしてみて考える。」というところから,回文作りにチャレンジする方法を提案してあり,次々に回文が出て来るので,自分も一緒に回文を作ってみたくなる。7歳男児は何故か「サギなく なぎさ」がお気に入り。「回文らしくないのに回文だから。」だそう。途中で出会う椅子が可愛い。キノコを取る手術を受けるため麻酔して寝ているのが笑える。他にもよく見るとあり得ない設定の絵なのに,しっくりまとまっているのが多くて面白い。2015/09/07
mari
11
回文絵本。回文を考えながら読めば楽しいかな。でも読むのには時間かかります。。読み聞かせに使えたらと思ったんだけど、、。、1人でじっくり読むのがいいかな?!2015/01/05
遠い日
11
石津さんらしい回文遊びの絵本。ケンタくんは初挑戦ながら、なかなかうまい。回文の作り方の指南もあって、簡単な回文から入れるように構成されている。ことばを長くつなげた文章になると、上級かな。わたしにとっては、頭の体操的読書になった。2014/06/01
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
タカおじさんに、回文の島に招待されたケンタくん。島のねこに迎えられ回文の作り方を教わります…。2023/04/01