二千日回峰行―大阿闍梨・酒井雄哉の世界 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784333023004
  • NDC分類 188.46
  • Cコード C0015

目次

修行することを無上の喜びとする行者
飯室回峰ルート地図
酒井雄哉阿闍梨二千日回峰行年譜
二千日回峰行(カラー写真)
回峰行の解説文

著者等紹介

菊池東太[キクチトウタ]
写真家。昭和18年、大阪府生まれ。日本写真家協会会員。日本写真芸術専門学校講師

野木昭輔[ノギショウスケ]
宗教ジャーナリスト。昭和22年、福井県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mami

15
酒井大阿闍梨に関する書物を手にするのはたいてい気持ちが弱っている時。「そんな小さなことで悩みなさんな」と励まされる思いがする。死をも覚悟する荒行の千日回峰行を二度も達成した大阿闍梨の言葉とお姿に感銘を受ける一冊。2018/08/04

スパゴー

7
凄い!の一言。写真の脇に短い文章が載っているだけなんですが、修行の厳しさが伝わる写真を見ていると一言一言が胸に刺さります。2015/09/10

T坊主

5
千日回峰行という言葉は知っていたが、不眠不休で比叡山の中を歩くのかなと思っていたがそうではなく、7年間の間に100日ずつやることだと知った。特に酒井雄哉大阿闍梨は千日回峰行を2度もやられたて(歴史上3人のみ)。死を覚悟しての修行だという事が分かった。又常行三昧という荒行(不眠、不臥、断食、断水)も9日間行った。これらの写真集。酒井氏はしかも、得度するまでは、職を転々としたり、妻を自殺で亡くしたりと、一般的に言えば不幸と言われる境遇、しかし大阿闍梨と言われるまでになり、人間やればできないことはないという事。2014/01/02

bookthinker

3
先日、延暦寺へ行った際、そこで千日回峰なるものを知って衝撃を受け、どんな気持ちで臨んだのかを知りたくて手に取った。酒井大阿闍梨の心の断片が膨大な写真とともに添えられていて、非常に臨場感があった。 それにしても、今の自分と同じ歳に出家したんだよなぁ。それから二千日回峰と十二年籠山を行った。述べ二六年間だぜ?想像を絶する。。2021/03/14

yasuko

3
回峰行とか千日回峰とかの言葉を耳にしたことがあるが、それは実際どんなものかと思い読んだ。写真もたくさんあって、文章だけでない読みやすさもあってすんなり読むことができた。荒行と呼ばれるゆえん、行の凄まじさも感じることができた。2015/07/29

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