内容説明
大分県高崎山自然動物園のサル「サヤカ」は、生まれながらにして、重い障害をかかえていた。長くは生きられないだろう、とだれもが思ったが、サヤカはふつうのサルと同じように恋をし、妊娠した。しかし、初めての出産は悲しい結果に終わり、二度目の出産に、命がけでいどんだ―。命が命を産み育てることのきびしさと感動を伝える。小学校中学年から。
目次
第1章 森の中で
第2章 手の曲がった子ザル
第3章 高崎山のサルの調査
第4章 二本足のサヤカ
第5章 やさしい家族
第6章 さようなら、お母さん
第7章 サヤカの恋
第8章 最初の赤ちゃん
第9章 ゲンキが生まれた
第10章 ゲンキ、保育園へいく
第11章 犬がきた!
第12章 ボスになるには
第13章 もうすぐ春
著者等紹介
島田和子[シマダカズコ]
1945年秋田県生まれ。日本児童文学者協会会員。全国児童文学同人誌連絡会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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