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出版社内容情報
障害を持つ人たちのスムーズな日常生活を実現する「自助具」の数々。これらの発明に、自らも障害を抱えながら取り組んできた「三河のエジソン」の不屈の半生を追う。小学校中学年から。
内容説明
不自由は自由に変えられる。事故で指を失った発明家が歩んだ、不屈の半生。
目次
第1章 救急車に乗って
第2章 機械のお医者さん
第3章 チャレンジはじまる
第4章 アイデアを形に
第5章 もう一歩先へ
第6章 生活チャレンジャーとよんでくれ
著者等紹介
今関信子[イマゼキノブコ]
1942年、東京に生まれる。東京保育女子学院卒。幼稚園教員を経て、創作活動に入る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅうり
9
仕事の事故で親指と手のひらの一部を残し右手を失った加藤原重さん。最初は自分のため、失った右手の機能を補う器具を開発してゆきます。評判を聞いた人たちが加藤さんの元に相談を寄せるようになり、一人一人に向き合い発明を重ねて行くようになるのですが、そのエネルギー、見習いたい。児童書2016/02/20
読書国の仮住まい
1
加藤源重。 繊維工場で働いていた時、故障したローラーに巻き込まれて親指以外と手のひらの大部分を失う。 日常の不自由を嘆くが、自ら万能フォルダーを開発。 60以上の製品を開発、特許取得も多い。 源重さんの3つの言葉。 ①心を鍛えよう 考えることまでやめてしまっては、何も変わらない。 ②ライバルは自分 他人の力をあてにしていては、本当の幸せは手に入らない。 ③前を向いて歩こう 大変だけど楽しいこともあると思っている方が、楽しいことが多くなる。 障害者なんて呼ばないで、生活チャレンジャーって呼んでくださいよ。2025/05/09