内容説明
人間はいつかおとなになるのね…人形たちと女の子のちょっぴりせつないファンタジー。小学1年生から。
著者等紹介
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年生まれ。1994年、『ちいさいえりちゃん』(あかね書房)で第4回椋鳩十児童文学賞、毎日童話新人賞最優秀賞受賞
森友典子[モリトモノリコ]
1957年生まれ。さし絵の作品に「アカネヒメ物語」シリーズ、「勾玉伝説」シリーズ(岩崎書店)などがある
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感想・レビュー
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あつひめ
47
幼年童話シリーズなのだけど、私自身が読むために借りてきた。もえちゃんが一年生になる話。今の季節にぴったりのお話で…そしてお人形とライオンの気持ちは母親にも通じるところがあり、息子が一年生になった時の事を思い出し、胸がじんわり。いつも手を繋いで歩いていた子が一人で出かけていく背中を見送るのは心配と寂しさが入り混じる。人の噂に惑わされる事なく物を見ることの大切さも盛り込んであり、新しい世界が楽しいところと子供達が期待するよう配慮されているようにも思う。ドロップシリーズ、他も読んでみよう。2018/04/03
マツユキ
17
一年生になったもえちゃんを心配するお人形とライオンのお話。親にも分かるその気持ち。もえちゃんは、立派なお姉さんになったんだね。優しい気持ちに感動。挿絵のお人形が華やかで、素敵でした。2023/05/29
あゆみ
9
★★★★★ 図書館本。2018/02/02
れな@がんばれレバンガ
9
一年生になった女の子にお人形とライオンのぬいぐるみがこっそりついて行って。。村山さんらしいほっこりするおはなし。絵本よりなので読み聞かせにも良さそう。2017/05/21
芦屋和音
0
絵がかわいい。さらっと読み聞かせ用。2012/06/25
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- 和書
- わんわん丘に冬がきた!