焼け跡の青春・佐々淳行―ぼくの昭和20年代史

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163652405
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

吹き荒れる共産革命の嵐、血のメーデー、朝鮮戦争…昭和20年代敗戦の飢餓と混乱のなかで逞しく生き抜いた日々が危機管理人生のプロローグだった。貴重な体験から生まれた類書のない回想録。

目次

序章 大日本帝国が死んだ日
第1章 焼野ヶ原の東京
第2章 飢餓・狂気・堕落
第3章 耐乏生活の日々
第4章 吹き荒れる大改革の嵐
第5章 父の死
第6章 束の間の「青春謳歌」
第7章 「背水の陣」の東大受験
第8章 朝鮮戦争勃発
第9章 志を立て警察へ
終章 ローアリング・トゥエンティーズ・昭和

著者等紹介

佐々淳行[サッサアツユキ]
1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等に警備幕僚長として危機管理に携わる。86年より初代内閣安全保障室長をつとめ、89年昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。2000年、第48回菊池寛賞を受賞。2001年、勲二等旭日重光章受章
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感想・レビュー

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ハット

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未読の本の束の中から、「これは八月中に読むべきだ」と思い、急いで読了。昭和二十年代の人々の生活の息吹や混沌としている当時の日本社会全体に襲いかかる大きなうねりを感じることができた。当時筆者が感じていた世の中に対する疑問や不安は今日の日本でもはっきりと問題として存在している。戦後からもう七十年以上経っているのに…2018/08/31

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