内容説明
『ババはこの島に生まれたんだ。やっぱり、この島で死にてぇよ』延命よりも自然死を望む“幸齢者”たち―。人生の「最期」とどう向き合うのか?隠岐・知夫里島から問う、著者渾身の手記。
目次
第1章 凛として生きる(最期は自宅で;心の中に生きる先人たち ほか)
第2章 この島で逝きたい(看取りの原点;足るを知る ほか)
第3章 看取りの家で幸せを手に(「あうん」の呼吸;人生訓に酔いしれる ほか)
第4章 生と死の原点を見つめて(たとえ痴呆になっても;真心が身に染みる ほか)
著者等紹介
柴田久美子[シバタクミコ]
1952年、島根県出雲市生まれ。福岡県の老人福祉施設に勤務。その後、離島での老人介護に魅かれ、1998年に島根県の知夫里島(知夫村)に移住。現在、NPO法人看取りの家「なごみの里」の代表を務める
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