出版社内容情報
うすむらさきのジャガイモの花に、白く可憐なニンジンの花など、細密なタッチで描かれたさまざまな野菜の花々。図鑑として、また子供たちの新たな興味と関心を広げる教材としても活用出来る絵本。巻末に野菜の花の「見ごろ」タイムテーブル付き。三歳から。
内容説明
やさいにも花がさきます。小さな菜園をかりて、見よう見まねでやさいを作りつづけて25年。さまざまなやさいの花と出会いました。やさいの花には、素朴ななかにも、りんとした気高さがあります。そんなやさいの花たちをえがいてみました。いつの日かわたしにも孫ができ、この絵本のおばあちゃんのような時間がもてたらどんなにいいだろう、と思いながら…。
著者等紹介
広野多珂子[ヒロノタカコ]
1947年、愛知県生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
17
ブックトーク講座で、春・夏に読みたい本としてご紹介。野菜にも、皆花が咲き、実がなる。当たり前のようで、知らない花がいっぱい。おばあちゃんが育てる野菜畑は、実は花畑でもある。これは、参加型にして盛り上がると、即借りてきた。敬老会、本屋さんのおはなし会で、読んだ。敬老会でも喜ばれた。本屋さんは子どもと保護者が一緒に楽しんでくれた。広野さんの緻密さと優しさの両方ある絵、素晴らしい! 6:002025/04/12
こどもふみちゃん
12
これもまた超お勧めの広野さんの絵本です。親が夢中になるかもしれません。色々な野菜の花が咲くのを描いているんです。まるで図鑑のようですが、図鑑には野菜の花の絵はあまりのっていないので貴重な本だと思います。しかし、ごぼうの花は知りませんでした(^O^)。ちいさい子どもさんから小学生まで幅広く楽しめる絵本です。白菜、ブロッコリー、大根。サヤエンドウの花って2色あるんですね(^O^) ソラマメ、ラッカセイ…同じ豆でも花の色が違うんです。ああ、書ききれないので読んでみてください。(^-^)★★★★2011/02/26
遠い日
11
広野多珂子さんの絵を求めて。野菜の花は可憐だ。シンプルで飾らない印象なのに、どこかかわいい。花のもとにできる小さな野菜の愛らしい形も好き。2017/05/07
退院した雨巫女。
11
《図書館-返却》野菜の花も、なかなかきれいだなあ。最近、後輩の実家の野菜畑から、蕪の花が咲いたと、スマホでみたばかり。タイムリーでした。2017/03/28
kazu_tea
8
同じ仲間の野菜が分かるのが楽しい。特に瓜科の花のページが面白かったです。野菜作りに興味のある息子は、目を輝かせていました。2011/04/11