内容説明
植民地解放後の韓国が、米軍占領統治から朝鮮戦争による破壊と再編を経て、いかに経済発展の基盤を築いたか。今後注目される本格的経済成長直前期の韓国経済について、韓国学界の最新成果を集成して紹介する。
目次
離陸直前の加速
第1部 市場と政府(体制変化;産業育成政策;対外貿易)
第2部 資本と技術(金融制度と金融市場―フォーマルとインフォーマルの二重金融構造の視点から;人的資源と技術革新)
第3部 市場と企業(綿紡織業;計画造船と大韓造船公社;石炭市場と大韓石炭公社―競争構造の形成と経営安定化)
著者等紹介
原朗[ハラアキラ]
1939年生まれ、東京大学名誉教授、首都大学東京客員教授。東京大学大学院経済学研究科博士課程中退
宣在源[ソンジェウォン]
1963年生まれ、平澤大学校日本学科副教授。東京大学大学院経済学研究科経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。