内容説明
村人たちが、大きなかぼちゃ、きゅうり、なすを作り大きさ比べをしていました。すると空が急に暗くなり、まっくろ雲がもくもくと…。4歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猿田彦
2
ずっと山奥の陽がよく当たる村のお話。村人はみんな働き者で、のんびりゆっくり暮らしていた。大きなおばけ南瓜ができた年、殿様も含めみんなでこれを食べた。翌年は、いろんな野菜の特大サイズを作った。みんなで食べようとした時、黒雲が下りてきてべろりんべろりんと全部食べていった。みんな空の向こうのもっとでっかいものに興奮し、翌年からはべろりんにもあげようとせっせと野菜を作るのでした。村人たちの豊かで幸せそうな様子が絵本のあちこちから伝わってきます。素敵な本の感想第1号が私だなんて少し寂しいね。もう絶版なのでしょうか2022/07/05