出版社内容情報
ジェンダー視点を取り入れ分析している点は旧版からの継承であるが、新版では、フェミニスト経済学と消費経済学を繋ぎ、ついでグローバリゼーション下の生活条件の国際比較を行い、無償労働の評価としての地域通貨に注目する等々、好評の旧著を全面的に組替え改訂。
目次
第1部 21世紀の消費生活経済の背景(生産の経済学と「再生産」の経済学;消費生活経済学の新しい視角―「フェミニスト経済学」の提起に学ぶ;グローバリゼーション下の生活基礎条件の国際比較;今日の商品生産・消費・流通・購買・廃棄)
第2部 家計と消費(家計・消費の構造;単身家計・共働き家庭と女性の経済力;生涯家計と高齢期のライフステージ;変わる農家家計と消費)
第3部 消費生活の新たな展開(無償労働と地域通貨;情報化最前線における消費者問題;生活福祉環境の変化と生活の社会化と消費;持続可能な消費形態と新しいライフスタイル―「循環型社会」を超えて)
著者等紹介
伊藤セツ[イトウセツ]
昭和女子大学教授
川島美保[カワシマミホ]
東京都立短期大学教授
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