内容説明
本書は、日本栄養・食糧学会第52回大会(沖縄)で開催されたシンポジウムの講演者を中心として執筆されたものである。「生活習慣病」が増加の一途を辿って、若年層にもこの問題が顕在化しつつあるという深刻な状況を解消するため、広い意味の健康管理指導者(医師・栄養士・保健婦・学校教員など)が、健康を支える三つの大きな柱である「栄養と運動と休養」を視点に入れて指導を継続して行くための分かりやすい指針となっている。
目次
栄養と運動と休養―健康を支える三つの柱
栄養と健康(栄養疫学の立場から;食品成分の役割;免疫・アレルギー)
運動と健康(ヒトと運動;運動を支える栄養)
休養と健康―ストレスの科学