内容説明
性事を制するものは国を制す。泣く子も黙る鬼神のような英雄豪傑も、高邁な理想を説く高僧も、あるいは貞淑を絵にかいたような高貴女性も、夜のとばりをめぐらせた閏房、または殿上のしとねで、どのような性事に励んだことか。卑弥子から伊藤博文まで、歴史人物たちの教科書にはのってない、ちょっぴりデカダンスな艶色おもしろ話の数々。
目次
卑弥呼に魅せられた異邦人
秀吉の正室ねねは女忍だった
高杉晋作をめぐる3人の女
セイ談・忠臣蔵
アナもあった醜女の小野小町
室町文化を築いた足利将軍のゲイ術
色好み戦国英雄三傑の性技
禁欲宰相松平定信は短小男
宮本武蔵の五輪書は誤認之書
色道修業が生んだ名奉行
頼朝の魔羅が開いた鎌倉幕府
精虫が惹き起こした応仁の乱
好色宰相伊藤博文の真骨頂
平家滅亡の陰に清盛の性事力
弓削道鏡の巨根説はウソ