内容説明
戦国武将は単に戦闘にあけくれていただけではない。本書に紹介する数々の名言警句は、今日の我々がみても、個人の生きかた、企業の経営、国家の政治、経済、外交にもおよぶ問題を数多く含有しており、実際に役に立つ教えに富んでいるといって過言ではないのである。
目次
山名宗全〈時に応じて行動せよ〉
太田道灌〈将来を憂うる〉
朝倉敏景〈その身の忠誠で人を用いよ〉
北条早雲〈上下万民の和合を考えよ〉
北条氏綱・氏康〈人にすたりはない〉
毛利元就〈3人の息子は一致協力すべし〉
吉川元春〈礼儀作法を重んぜよ〉
吉川経家〈立派な最期は名誉である〉
安国寺恵瓊〈興亡治乱の歴史に学べ〉
山中幸盛〈執念をもつべし〉
龍造寺隆信〈平素からの心構えが大切〉
大友宗麟〈人の存在価値をみぬけ〉
武田信玄〈人は城、人は石垣〉
上杉謙信〈我は兵を以って戦いを決せん〉
斎藤道三〈この世のほかは、無である〉
織田信長〈人間50年、夢幻の如くなり〉
細川幽斎〈遊泳術にたけよ〉
滝川一益〈風雅の道を忘れるべからず〉
明智光秀〈武士の嘘をば武略と云う〉
前田利家〈先制攻撃が有利だ〉
蒲生氏郷〈知行と情は車の両輪〉
豊臣秀吉〈わが身はひとしずくの露〉
石田三成〈借金する人は愚人なり〉
藤堂高虎〈妻につれなくするな〉
森長可〈娘は町人に嫁がせたい〉
黒田如水・長政〈恩に報いよ〉
太田牛一〈生死無常世のならい〉
真田幸村〈1日さきのことは、わからない〉
徳川家康〈人の一生は重き荷が常である〉
本多正信〈国内の万人を客とせよ〉
大久保忠教〈名は末代まで〉
伊達政宗〈主人は料理に気を配れ〉