内容説明
大名家に賊が押し入り妻女を凌辱、挙句に淫らな拓本までとって持ち去るという事件が起きる。賊に追われていた奥女中を助け、彼女と契ることになったたちまち小僧は敵の正体を暴き、恥ずかしい拓本を取り返すと約束する。たちまち小僧は、大奥のお局や色気たっぷりの後家たちと濃密な情交を重ねながら情報を集める。さらに仕事の相棒である妖艶な美女・お藤やたちまち小僧に思いを寄せる小女のお菊の協力を得て、賊を操っているのが幕閣の中心人物であることを突き止めるが…。好評シリーズ第二弾。
著者等紹介
響由布子[ヒビキユウコ]
神奈川県出身。日本文芸家クラブ会員・新鷹会会員・歴史時代作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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