広済堂文庫
風の迷い道―口入れ屋新八江戸暦

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784331614020
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

日本橋本船町にある幕府直属ともいえる御用達の米問屋を、暴徒化した群衆が襲った。大凶作で米価の高騰が続き、飢えに苦しむ庶民が、無為無策の幕府へ不満を爆発させたのだ。御上に楯突く小気味いい出来事に出くわした口入れ屋の手代・新八は、襲撃に加担した咎で役人に追われる仙次を匿った。そして新八は、義理の兄になる浪人、凄腕を隠し持つ辰巳芸者の付き人らと共に、仙次を窮地に陥れ、悪の巣窟に逃げ込んで凶行を繰り返す男どもを、死地へと追い詰めていく。

著者等紹介

本庄慧一郎[ホンジョウケイイチロウ]
東京生まれ。本名・望田市郎。劇作家・小沢不二夫氏、三好十郎氏に師事。演劇(戯曲・演出)を学ぶ。その後、民間放送で番組の脚本や構成台本を執筆。また、コピーライターとしては、日本民間放送連盟賞をはじめ、海外の賞など百五十以上を受賞する。1991年小説家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品