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広済堂文庫
後鳥羽伝説殺人事件 (改訂版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784331613870
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

芸備線の三次駅で若い女の絞殺死体が発見された。被害者は“後鳥羽伝説”の地を訪ね終え、尾道から東京へ帰る予定だった。その彼女がなぜ三次で殺されたのか?事件の鍵を握ると見なされた人物が次々と殺され、捜査陣は犯人の素早い動きに翻弄される。そのようななかで上司と衝突し、独自の調査を始めた敏腕刑事・野上は探偵・浅見光彦の協力を得て、事件の核心に迫っていく…。名探偵・浅見光彦が初めて登場する記念すべき作品。昭和61年刊行の廣済堂文庫の新装版。

著者等紹介

内田康夫[ウチダヤスオ]
1934年、東京都北区生まれ。1980年『死者の木霊』でデビュー。1983年、軽井沢に居をかまえる。1993年、浅見光彦倶楽部を設立。1994年7月、ファンの集いの場「浅見光彦倶楽部クラブハウス」が軽井沢に完成。1999年10月、沖縄県を舞台にした『ユタが愛した探偵』で全国制覇を達成。2006年4月、『棄霊島』で浅見光彦100事件を達成。2007年1月、著作累計部数1億冊突破。3月、宿泊施設「浅見光彦の家」が軽井沢に完成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yu

25
Kindleにて読了。 浅見光彦シリーズ第1作。いやぁ、面白かった。私の脳内で「浅見さん=中村俊介さん」に変換。ついでに、お母様は野際さんだよねぇ。 広島のとある田舎で起きた、女性の変死事件から端を発し、光彦の妹が亡くなった8年前の事故(事件)に繋がる本作品。ラスト手前で犯人はもうこいつしかいないよねーと気づくものの、読み応え十分で大満足の一冊。シリーズ、読み続けようかな。2018/10/07

下町ロコモーティブ

10
*大ファンになった著者四作目。名探偵・浅見光彦が初登場する後鳥羽伝説殺人事件を読んだ。名探偵の家族構成、誕生の背景なども分かり著書に遡って読み始めとても良かった。叩き上げの野上巡査部長と捜査素人である探偵の浅見が中心になり数々の殺人事件の捜査が続けられ、最後は考えもつかない主犯が追い詰められ大変驚いた。「私はいつだって、自分の作品がいちばん良く出来ていると思い込んでいる」と言い切る著者も私は大好きだ。2016/06/03

うろん

7
浅見光彦シリーズ第1作。テレビドラマでは最終章の最終話で放送されていたので、まさか第1作とは思いませんでした。光彦の母と兄が権威主義的な俗物として描かれています。推理するための手がかりが散りばめられていて自分で推理しながら読むというよりは、光彦の神がかり的推理を追うという感じでした。2016/02/04

ももたろ

4
浅見光彦初登場。繋がっていくそれぞれの事件に野上と同じ昂揚感が味わえた。2015/03/29

まっさん

4
浅見初登場、こういう経緯があったのか。 広島の歴史というと 毛利絡みか原爆位しか 思い浮かばない自分には新鮮であった。2014/10/23

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