内容説明
外国航路の『びいなす2世』号の一等航海士として、初めての世界一周の乗務を終えた加茂川涼子は母親の渚とともに東伊豆の稲取温泉へ出かける。『ホテル・オーシャン』という大型ホテルに宿泊した涼子たちはそこで殺人事件に遭遇する。ホテルの番頭が何者かに絞殺されたのだ。持ち前の推理趣味を発揮した涼子は元夫の警察庁特捜部特捜一課長・南博義のお墨付きを得て事件を追う。浮かび上がった容疑者には鉄壁のアリバイがあったが、これまで明らかにされなかった「踊り子号」の軌跡に謎を解く鍵が…。
著者等紹介
金久保茂樹[カナクボシゲキ]
1947年、東京生まれ。紀行作家、料理評論家などを経て、1999年「龍の道(ドラゴンレール)殺人事件」(祥伝社)で作家デビュー
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