内容説明
脱藩忍者「鮎掛けの辰」こと早瀬辰人は仲間の美少年忍者とくノ一の協力を得て、播州にある讃岐那珂藩の飛び地の乗っ取りをもくろむ江戸家老と、幕府の権勢を握ろうとする若年寄の不正を暴く証拠を手に入れ、国元の藩主に直訴すべく東海道を西へと向かう。道中、あの手この手で刺客が襲いかかるが、辰は忍びの技を駆使し、敵の攻撃をかわして城下にたどり着く。辰は秘伝の媚薬と催眠術、絶妙な性技を弄して側室を篭絡し、城内に潜入するが。
著者等紹介
原田真介[ハラダシンスケ]
1935年、東京生まれ。早稲田大学卒業。新聞記者を経て、96年に「女色旅情」で日本文芸家クラブ大賞を受賞し、作家となる
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