内容説明
フリーで身辺警護業をやっている鈴木まもるの元へ、八木山と名乗る男からボディーガードの依頼がきた。八木山は三人組に突然襲われ、拉致されそうになったという。うさん臭い商売を渡り歩いてきた八木山の過去のトラブルを洗う鈴木まもるだったが、彼も依頼人と間違えられて襲われてしまう。その際、戦利品として得た敵の前歯や体躯の特徴、訛りなどを、元大阪府警の警官というコネを駆使して調べ上げていった。そして辿り着いた男が接触したのは、詐欺商法で騒がれだした組織の社長だった。さらに、その会長が八木山に似ているらしいのだ…。
著者等紹介
山本甲士[ヤマモトコウシ]
1963年生まれ。96年に横溝正史賞優秀作「ノーペイン、ノーゲイン」でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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