内容説明
自由主義のビジョンは「平和としての経済戦争」を支え、逆に戦争の影を平時に持ち込んだ。オーストリア学派とゲーム理論。
目次
第1部 大戦間期という時代(平和としての経済戦争とウィーン;経済思想と戦争)
第2部 大戦間期ウィーンの布置(二つの戦争機械;「国際社会」の誤算;ファシズムをめぐって)
第3部 経済戦争の理論(ゲーム理論の誕生;ゲーム理論と軍産複合体;戦略研究の誕生)
著者等紹介
中山智香子[ナカヤマチカコ]
1964年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。社会・経済学博士(ウィーン大学)。東京外国語大学総合国際学研究院准教授。経済思想史・社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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