出版社内容情報
内容説明
100歳近くまで生きている人、それを超えた人というのは、80代くらいの人よりむしろ元気な印象を受けます―。35年にわたり高齢者医療に携わってきた著者が、健康で豊かに老いるための思考法と生活術をアドバイス。かつては「80まで生きれば十分」と言われたが、いまは「80過ぎてもまだやれる」の時代。「嫌なことを我慢せず、好きなことだけをする」「年下の友達をつくる」「自分の介護プランを考えておく」など、人生100年時代への提言が満載の一冊です。
目次
プロローグ 長生きするほど、楽しみが増えてくる
第1章 「気がつけば100歳」の人の共通点
第2章 幸せな長生きのために、いまあなたができること
第3章 「60の手習い」、いまなら「80の手習い」
第4章 身体の老いなんか、気にしなくていい
第5章 すべての病は、老いの友
第6章 介護から始まる人生がある
エピローグ 手を取り合って100歳を目指そう
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、立命館大学生命科学部特任教授。高齢者専門の精神科医として、35年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らびぞう
6
最近、人生100年時代と言う言葉をよく耳にする。そこには、医学の進歩がある。しかし、いくら100歳を迎えることが出来ても、歩くことも、考えることも出来ない状態なら、意味がない。で、和田博士は、頭も身体も健康で、100歳の超え方を教えてくれた。いろんな提案があったのだが、その中で、「死ぬまでポクポク生きていこう」と、「柔軟性のあるわがままが長生きにつながる」、「老いは冒険。楽しんで生きる」、「出かける用事がないを出かければ用事ができるに変える」、「80歳を過ぎても、今がいちばん若いと考える」を実践したい。2024/10/09
Mik.Vicky
4
まあそうだろうなと思うところが多かったが、内容は重複していて同じことの繰り返しのように感じた。2024/04/16
kaz
3
2023年11月20日初版。個々の要素は、著者の従来の主張の繰り返しで新味は無いが、気持ちの持ち方に関する説明が丁寧で納得できる。図書館の内容紹介は『100歳近くまで生きている人、それを超えた人は、80代くらいの人よりむしろ元気。35年にわたり高齢者医療に携わってきた著者が、健康で豊かに老いるための思考法と生活術をアドバイスする』。 2024/05/18
神谷孝信
3
百歳を超えらないにしても、健康に過ごしている人達の生き方に関して学ぶことができた。42024/02/05
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