出版社内容情報
発達障害やHSP(自閉症やADHD、敏感体質)は治療困難な病気や体質だと思われてきたが、近年、脳と腸の深い関係が解明されてきたことで、自閉症スペクトラムやADHD、HSPやうつなどの症状の改善への希望の道が見えてきた。ベストセラー脳科学者が「(これらの患者たちは)普通ではない」という考えを正し、治療に大きな希望を与える衝撃の書。
内容説明
「生きづらさ」に苦しむ人たちの未来が見えてきた!2020年、「自閉スペクトラム症の唯一の治療法は○○である」という特集が、科学誌の世界的権威である「ネイチャー」で組まれ、人々の注目を浴びた。自閉スペクトラム症の子どもで治験をしたところ、症状の程度を示す指数は47%改善と驚くべき結果を示し、同時に80%の子どもの胃腸障害が消えた。ともに「生きづらさ」を抱える発達障害とHSPに驚きの最新知見と希望を与える一冊!
目次
はじめに 「治療とは何か」は幸福論です
第1章 発達障害とHSPは似ている?
第2章 空気が読めない発達障害、空気を読みすぎるHSP―似ているけども全然違う2つの症状
第3章 腸内細菌なしには生きていけない!―無菌実験からわかったこと
第4章 ついに発見!?―自閉症唯一の治療法―「腸内細菌置換療法」は発達障害の未来を変えるか
第5章 なぜ発達障害には「便秘や下痢」が多いのか?
第6章 腸と脳は、どのようにつながっている?
第7章 腸の疾患と精神の異常
第8章 薬の効き方に影響を及ぼす腸内細菌
第9章 急増する「発達障害グレーゾーン」の人たち
第10章 心の苦しみを和らげる食べ物
第11章 高齢者の食と性格の変化
第12章 高齢者の性格の偏り
第13章 心の健康が体の健康をつくる―仏教の教えに学ぶ「心の持ち方」
著者等紹介
高田明和[タカダアキカズ]
浜松医科大学名誉教授。医学博士。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了。ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を歴任。自らうつ病に苦しんだ経験から研究を深め、不安や自信のなさ、過敏気質など生きづらさに苦しむ人たちに向けた本を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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