廣済堂新書<br> 打者が嫌がる投球論 投手が嫌がる打撃論

個数:
電子版価格
¥770
  • 電書あり

廣済堂新書
打者が嫌がる投球論 投手が嫌がる打撃論

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 12時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784331522653
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

好評を博した『継投論』に続く第2弾! 横浜ベイスターズの優勝監督にして「日本一のピッチングコーチ」
と言われた権藤博氏が、「嫌な投手(打者)、打ちにくい投手(打ち取りにくい打者)とは何か」を、人気スポ
ーツジャーナリスト二宮清純氏を相手に縦横無尽に語る、野球関係者・ファン必読の書。

内容説明

「120キロでも抑える投手、160キロでも打たれる投手がいるのはなぜ?」「『低めに集めろ』『フォアボールは出すな』は大間違い」「バッターが打てるか打てないかは、ここだけ見ればいい」―60年にわたって「相手チームのバッターをどうしたら抑えられるか」をプロ野球の現場で考え続け、日本一の投手コーチと言われた権藤博氏が人気スポーツジャーナリスト・二宮清純氏を相手に、独自の視点で解き明かす投手論、打者論の決定版。

目次

第1章 嫌なバッターの共通項―データでは分からない生きざまがある(バッター目線の投手論、ピッチャー目線の打者論;3割打てば成功の打者、3割打たれたら失敗の投手 ほか)
第2章 打者が嫌がるピッチャーの絶妙の「間」―速いだけでは抑えられない(大谷翔平が打たれなくなった本当の理由;ボールが速いだけでは打たれるのがプロ野球 ほか)
第3章 その常識を捨てなさい―「低めに投げろ」は大間違い(「低めに集めろ」はやめなさい;「困ったら低め」は日本野球の悪癖 ほか)
第4章 嫌なバッターはあいつだ!(現役時代に嫌だったバッター;いいバッターは、インコースが打てないのを隠す ほか)
第5章 嫌なピッチャー、嫌なバッターをつくるために―監督・コーチができること、できないこと(ピッチャー困らせるにはインコースを振るな;ピッチャーは基本、アウトコースに投げたい ほか)

著者等紹介

権藤博[ゴンドウヒロシ]
1938年生まれ。佐賀県出身。鳥栖高校から社会人野球を経て1961年、中日に入団すると、35勝、30勝と2年連続で最多勝投手。連日登板することから「権藤、権藤、雨、権藤」という流行語も生まれたが肩を痛め、31歳で現役引退。73年より中日、近鉄、ダイエー、横浜でコーチを歴任後、98年に横浜ベイスターズの監督に就任。独自の継投策で勝ち抜き、1年目に38年ぶりのリーグ優勝、日本一に導いた。2012年、中日投手コーチに再就任。17年にはWBC侍ジャパン投手コーチを務めた。19年、野球殿堂入り

二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経て、フリーランスのスポーツジャーナリストとして独立。現在、株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フク

15
図書館。 野球の神様と普通の人の対談形式。「権藤さんの単著じゃいかんのか」と思ったが、いい具合に神様の持っているものを引き出してくれている。 投手の権藤さん曰く、打てる球だけを待って狙い打たれるのが嫌。打者のノムさん曰く不器用だからヤマを張って狙い打つ。結果として2人とも「根拠があれば三振してもいい」となるのは面白い。外野にいるファンとしては重殺の次に嫌。何も起きないから。2020/03/12

Hiroo Shimoda

6
「いい選手には間がある」というのは他のスポーツにも通ずる。2020/10/31

Katsuto Yoshinaga

6
NPBシーズン開幕前に、「継投論」に続く権藤理論の2冊目を読む。期待通り、この人はやはり面白い。先日鬼籍に入られた野村氏とは、若干反目していたようで無能監督と評されたことに対して「グラウンド上で詰将棋なんて見たくないでしょう」と挑発したり、昔の打者の方が優れていたという老解説者たちの言を、そんなことないと一蹴する。「フライボール革命もあり、低め一辺倒は間違い」「四球を恐れるな(≒四球の方が良い場面は多々ある)」「勝負強い弱いの評価は不要」etc.の至言が今回もたっぷり。NPB開幕が待ち遠しい。2020/02/20

パラオ・スパニッシュフライ

6
権藤さん野球眼と見識を知りたくて購入。今の野球のトレンドが昔の野球と変わってきており、考え方も変わってきていることを実感。低目を投げることの本当の意味や、インコースを打つことの意義、野球がうまい選手の解説など、興味深い話を味わうことができた。指導者は昔の考え方を改めないと結果も出せず選手を潰すことになる。それは少年野球レベルから言える。古いしきたりが根強く残っている日本野球界が今後世界から取り残されないことを願う。2019/12/30

ほうむず

3
○「フォアボールを恐るな」は、思い切り攻めのピッチングをしなさい。意味のないフォアボールは出すな。 ○「どうしましょう派」と「こうしましょう派」→やる、やらないは監督が決めること。「責任は俺がとるから、『こうしましょう』という意見をもってきてくれ」。そう言うのが仕事のできる上司。 ○2年連続30勝投手から10勝投手になった。今思えば、30勝した時の自分を追い求めてもがいていた。今の状態に合った生き方がないか、探し導いてあげる、それがコーチの役割。 ○教えられて気づくのはダメ。自分で気づかなければいけない。2021/08/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14622478
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。