出版社内容情報
永世7冠など数々の記録を打ち立てた将棋界の至宝と人気スポーツジャーナリストが戦術論、組織論、人材活用論、日本人論を語る。
内容説明
一歩ずつ前に進むしかなかった「歩」が、「と金」に変わった瞬間、自在な動きを得て最強の駒になるように、人も育て方、使い方一つで、大化けの可能性を秘めている…。史上初の永世七冠となった将棋界の至宝・羽生善治氏と人気スポーツジャーナリストにして将棋ファンでもある二宮清純氏がとことん語り合った、勝負の世界の不思議さ、面白さ、そして大いなる可能性。
目次
第1章 「歩」が最強の駒になるとき(弱められた駒の力;日本独自の再利用ルール ほか)
第2章 「知識の共有」が最適の戦略(金銀三枚でスリーバック;スペシャリスト系ゼネラリスト ほか)
第3章 経験から生まれる「勘」(天才を育てていく環境;理解することは短縮すること ほか)
第4章 選択肢を狭める感性(一局で体重は三キロ減る;ケミストリーを楽しむ ほか)
第5章 才能を伸ばす(特待生問題;「何々らしさ」を疑え ほか)
対談を終えて―羽生善治
著者等紹介
羽生善治[ハブヨシハル]
1970年埼玉県生まれ。将棋棋士。85年、中学3年でプロ四段に。89(平成元)年、19歳2カ月という当時の最年少記録で初タイトル・竜王を獲得。94年、九段に昇進し、王将位を除く六冠を奪取。96年には残る王将位も奪取し、七冠独占を果たした。2017年には史上初の永世七冠を達成。18年、国民栄誉賞ならびに紫綬褒章を受賞(受章)。著書多数
二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経て、フリーランスのスポーツジャーナリストとして活躍。現在、株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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