内容説明
2013年、コニカミノルタプラザで開催し、20日間で2万5千人を動員した「星空からのメッセージ展」や、プラネタリウム満天と天空で上映された「プラネタリウムのためのソナタ」(主催J‐WAVE)から全編を掲載。また、「切なくて泣ける」「心温まる」と書籍化が熱望されていた、朗読ライブのための書き下ろし作品「絵本歌」16編も収録。
目次
プラネタリウムのためのソナタ(プラネタリウムのためのソナタ;星はまたたいている;フォーマルハウト ほか)
星空からのメッセージ(星の中を、あなたの速度で;天の川のほとりにて;抜け出すこと ほか)
絵本歌(海を忘れた貝毅;月と少女;白くなりたい ほか)
著者等紹介
大宮エリー[オオミヤエリー]
作家/脚本家/映画監督/演出家/作詞家/ラジオパーソナリティー/CMデイレクター/CMプランナー。1975年大阪生まれ。広告代理店勤務を経て、2006年に独立。映画「海でのはなし。」で映画監督デビュー。以後、ボーダレスに活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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❁かな❁
132
大好きな大宮エリーさんの新刊。『星空からのメッセージ展』や朗読会等で発表されたものを待望の書籍化。とてもとても綺麗で優しく心温まる小さな物語☆全37編。綺麗な夜空の星が瞬きながら静かにそっと優しく力強く語りかけてくれているような言葉の数々に感動し癒されました♪何度もウルウルしました(இдஇ; )『ふたつの月あらわる』『出会うことになっていた』は連作で特にお気に入り♡『人生の素敵なことはだいたい最後のほうに起こる』は大好きなエリーさんのコピー。とても励まされます☆エリーさんのメッセージがすごく伝わりました★2015/01/04
美登利
52
大急ぎで読んでしまったけれど。大急ぎで読んではもったいない本でした。ゆっくりと、静かに声に出して読むべき本でした。エリーさんの小さな頃からの思いがたくさんつまった小さな短いお話がたくさんあります。こんな詩にも似た短い物語を書いた雑誌を、私も若い頃よく読んでいました。とても懐かしい気持ちになりました。そう言えば最近、夜空を見上げてなかったな。庭に出れば天気の良い夜には、田舎でしか見えない星たちが瞬いているというのに。さあドアを開けよう。今夜は月が明るい夜です、大風が吹いています、それでも星は見えました!2015/03/31
勝部守
9
題名で手に取った。優しい気持ちになれる素敵な本。星空を見上げよう2015/01/10
tktcell
9
星は瞬き。月は語りかける。生きるとは何かを。人生とは何かを。決して答えは一つじゃない。どこかの少年が悩み。どこかの少女が首を傾ける。道に迷うこともあるだろうし、行き詰まってしまうこともあるかもしれない。どんな悩みも宇宙からみればちっぽけなもので、それでいて、ひとつひとつが大切なんだと思う。『星空からのメッセージ展』に感動して、思わず購入してしまった一冊。よかった。大切にしよう。2014/12/10
まゆ
8
プラネタリウムのためのソナタ、星空からのメッセージ展は行ったので目の前にエリーさんの作り出した映像を思い出しながら大切に読みました。絵本歌はなんかすごく優しく励ましてくれるような心地よさに浸れました。2014/11/29