廣済堂新書<br> バラエティ番組化する人々―あなたのキャラは「自分らしい」のか?

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廣済堂新書
バラエティ番組化する人々―あなたのキャラは「自分らしい」のか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784331518694
  • NDC分類 141.93
  • Cコード C0295

内容説明

自分のキャラを意識し、仲間とキャラが被らないように気をつかう現代人の人間関係。キャラにのっとったお約束のやり取りは、テレビのバラエティ番組さながらの様相だ。キャラによって自分の出し方が決まり、無難にその場をやり過ごせる一方で、キャラという借り物の個性にとらわれ、息苦しさを感じる人も多い。「キャラ」と「自分らしさ」をめぐる心の問題を心理学者が徹底分析。

目次

第1章 武器としての「キャラ」(売れる芸人にはキャラがある;「キャラ立ち販売員」が求められているわけ ほか)
第2章 キャラが生み出す安心と葛藤(「間がもたない」「気詰まり」の関係;「おもしろい人になりたい」と焦る人たち ほか)
第3章 その場にふさわしいキャラを生きる(息苦しくてもキャラを手放せない理由;戦略的にキャラを使い分ける ほか)
第4章 「自分らしさ」がわからない(「自分らしく生きろ」「個性をもて」と言われるけれど…;キャラから「はみ出すもの」に目を向ける ほか)
第5章 キャラをヒントに「自分らしさ」をつくっていく(自分にフィットする社会的役割とは;「社会化された自己愛」と「パーソナル自己愛」 ほか)

著者等紹介

榎本博明[エノモトヒロアキ]
心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒業。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在MP人間科学研究所代表。よりよい考え方・生き方の提案を企業研修、講演、執筆活動などを通じて行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Panico

2
♪なりたいようになればいいじゃんッ!…と言いたいところだが、それを世間を取り巻く非情な空気は許さん。駄目だね。演じてれば楽で衝突も少ないが、その分深い人間関係も育まれず、人は孤立する。それでも各々が痛み分けしつつも、周囲に求められるがままにキャラを演じ続けていくしかないのだ。時代の清算すぎる…。それでも、演じているキャラに自分の中でいちいちツッコミを続けていれば、いずれ活路は開けるっぽい。長期戦だがのんびりやろうぜみたいな2014/12/06

nadaha

1
キャラクターの在り方に悩む青少年向けといった感じで、もう少し踏み込んだ精神分析が欲しかった。キャラクターとはコミュニティにおける承認によるものなので、キャラにそぐわない行動は敬遠され、望ましいロールプレイが要求される。息苦しくてもなかなか抜け出すことはできない。自分と社会をどのように接続するか、という悩みに対してキャラと自分の違和感をヒントにするというのはアイデンティティに迷える青少年にとって有益なアドバイスだと思った。その集団にいる時の自分が愛せると思えるかどうか。2025/04/25

YM

1
一度認められたキャラからの脱却は難しいというのはわかっていたけれど、ひとまずキャラ付けされないと自分は見つけられないんだな。とりあえず、アイデンティティ拡散状態だからそこを何とかしないと……2014/12/24

ナシアナ・グランデ

0
その場の空気に適した発言をし、流れを乱さぬよう徹する。自分と相手のキャラを意識し、独自の役割を担っているか逐次意識する。本書を読んでいると、人との付き合い方が思い出され、度々でてくる若者の発言に共感してしまった。キャラから抜け出したい衝動が自分らしさのヒントであり、不器用でも自分の気持ちを自分の言葉で発言する事、そして普段と違う人と話す機会を持つことが大切だと、筆者は述べている。自分の今の気持ちを言葉にするって初めは難しい。しかも最近の人はテンポとか沈黙とかも意識するぐらい会話に敏感…。ホント難しい。 2016/02/26

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