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内容説明
人間の愚行、社会の諷刺、道徳の寓意、巨匠の舞台を読み解く。
目次
第1部 ブリューゲルの作品論(再発見されたブリューゲルの“聖マルティン祭のワイン”―来歴と図像解釈;ブリューゲルの二つの“バベルの塔”の表象性―中世から近世にかけて;ブリューゲルの“節制”の図像解釈)
第2部 諺図像学の提唱(ブリューゲルの“ネーデルラントの諺”と古い日本の諺画像;十六、十七世紀ネーデルラントの「青いマント」の諺図像;笑いの図像表現に“読む”諺―十六、十七世紀のフランドル、オランダ絵画を中心として;近年のブリューゲル研究の成果・課題・提言―“悪女フリート”他)
第3部 ブリューゲルの周辺の世界(ウリッセ・アルドロヴァンディ『全偶蹄四足獣誌』の博物誌的・美術史的な意味;リヒテンシュタイン侯家コレクションの二人の偉大な樹立者―カール・オイゼビウス侯とヨハン・アダム・アンドレアス一世侯)
著者等紹介
森洋子[モリヨウコ]
明治大学名誉教授、ベルギー王立考古学アカデミー外国人会員。西洋美術史(16世紀ネーデルラント美術)。お茶の水女子大学卒、独ミュンヘン大学、米ブリンマー・カレジ(修士)。ベルギー政府給費留学、学術博士(国際基督教大学)。ウジェーヌ・ベ国際賞(ベルギー)、ベルギー王冠勲章シュヴァリエ章、紫綬褒章。著作:『ブリューゲル全作品』(中央公論社、1988年、改訂2008年)、『ブリューゲルの「子供の遊戯」―遊びの図像学』(未來社、1989年、サントリー学芸賞他)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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