内容説明
ビッグデータという新語が流行している。だが、日本人は統計の新語や数字にいつもふりまわされるだけで、その本当の意味がわかっていないのではないか。実は日本人は数字の使い方が下手なのだ。本書では、数字や統計学との正しい向き合い方を紹介。「商談での交渉に」「やりたい企画を通すとき」「重要な決断で」数字を使う方法。
目次
第1章 日本人は数字を使いこなせていない(人生も会社も決断の連続だ;日本人には大局観が欠けている ほか)
第2章 あなたの直感を統計的に裏付ける「平均」(数字を効果的に使う会議の進め方;成長率4%は高いか低いか、GDPの数値をめぐる攻防 ほか)
第3章 日本人に必須のビジネス統計学―平均、分散、標準偏差(データのバラつきは多様性を表す;数字を二乗することが統計学の奥深い世界の扉を開く ほか)
第4章 数字から関係を見抜くビジネス統計学―回帰分析(複数のデータの関係性を知りたい時;統計学では、因果関係ではなく相関関係を見る ほか)
第5章 統計リテラシー―政府の数字は信用できるか?(データ収集の際の難しさアンケートと無作為抽出;インターネットのアンケートは信用できるか ほか)
著者等紹介
川出真清[カワデマスミ]
1973年愛知県に生まれる。1998年大阪大学経済学部卒業。2003年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、新潟大学経済学部准教授(2010年まで)。現在、日本大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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