内容説明
日米通商摩擦の動向を左右するITC(米国国際貿易委員会)。元ITC弁護士がその運用の実態を総合的・体系的に解説。ダンピング法や知的財産権侵害に対する337条などの適用基準を具体的ケースにより分析。1989年改正法のポイントも網羅。
目次
第1章 ITC(米国国際貿易委員会)による輸入通商法の運用(委員会の概要;輸入調査;201条〈Escape Clause―緊急救済条項〉調査;反ダンピングおよび相殺関税調査;337条 不公正な取引慣行 ほか)
第2章 1988年改正法の分析(1988年包括貿易法;委員会のケース;裁判所の判例)