内容説明
「会社を辞めたいなら、さっさと辞めれば?」大抵の人は、そう考えるだろう。しかし、常識を超えた現実がある。辞職を申し出た社員に対し、詐術、脅迫、暴言・暴力、洗脳など違法な手段を使って、強引に引きとめにかかる上司・経営者がいるのだ。本書では、辞めさせないための様々な手口と辞められない心理、そしてブラック経営者の実態に迫る。今の時代、働く者は身を守るために「武装」する必要があるのだ。
目次
第1章 退職する自由を奪われた人たち(「辞められない」のは本人のせいか?;働く理由は「楽しい生活をしたい」がトップ ほか)
第2章 「辞められない」背景にあるもの(低賃金、重労働、人手不足。独裁的経営者の3つの特徴;「辞めさせない」会社は「使い捨て企業」と表裏一体 ほか)
第3章 会社の「言いなり」になる人の心理(辞める人と辞められない人の違い;「素直で誠実」と従順は表裏一体 ほか)
第4章 ブラック経営者から身を守る!(異常すぎる経営者の行動;狂気をむき出しにしたEメール ほか)
著者等紹介
溝上憲文[ミゾウエノリフミ]
1958年鹿児島県生まれ。ジャーナリスト。明治大学政治経済学部政治学科卒。月刊誌・週刊誌記者などを経てフリーランスに。新聞、雑誌などで人事、雇用、賃金、年金、採用問題を中心に執筆。『非情の常時リストラ』(文春新書)で2013年度日本労働ペンクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 洋書
- Deteção, …