目次
第1章 釉薬を楽しむために(釉薬の装飾法 釉薬の発色のメカニズム 釉薬の種類と分類;市販されている粉末釉薬の溶き方;釉薬の撥水と接着 ほか)
第2章 釉掛けをとことん楽しむ(釉掛けの4つの基本 浸し掛け・流し掛け・塗り掛け・吹き掛け;釉薬の掛け方いろいろ;白志野釉 リム皿 ほか)
第3章 絵付けを楽しむ(絵付けの用具;下絵付け ゴス絵・鉄絵・色絵・パステル画;上絵付け 和絵の具・洋絵の具・金彩・銀彩 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
34
借りもの。全くの門外漢なので、ちょこちょこ講釈を受けつつ。釉薬は焼く前はどれもパステルカラーでとても可愛らしいのだけれど、ここから色々すると色々色が変わるのですって。例えば青磁は焼いただけだと薄い黄色だけれど、還元焼成という難しい手法を使う事であの独特の色になるし、萩焼はまた別の方法であの色味を出すそう。一時は金クラスターがはやって猫も杓子も金クラスターだったそうです。でも高いんだって。面白かったのは「いらぼ」。触った感じとか見た目がイライラするからいらぼなんですって。たしかにちょっといらいらするかもー!2015/04/12
Koki Miyachi
2
釉薬についての基礎知識が詰まっている。釉薬の基礎知識、釉掛けの仕方や作例、絵付けについてなど。掲載写真がとても大きく、こんなに大きい必要があるかな?などと思ったが、うつわの色や肌理まで写っているので参考になりそう。作陶を楽しんでいる人には役立ちそうな一冊。2024/12/25
のせち
0
酸化焼成・還元焼成によって、全く異なる色合いになる釉薬が面白い。素人なので理解できていないことも多いが、重ね塗りやグラデーションの妙を感じる。2024/10/28
すべてうまくいっている
0
釉薬は生きている!っていう捉え方おもしろいな。釉薬の発色のばらつきをポジティブに捉えてる。〇〇は生きているっていうテンプレはいろんなところで使えそう。 焼き物を見るときの注目ポイントが増えてより楽しめそう。