内容説明
第2回ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)日本代表の連覇。サムライジャパン誕生から、ロサンゼルスの決勝ラウンドまで、すべての試合とその裏側を描く。
目次
1回 かくしてWBCの幕は上がった
2回 ゆるやかな始動への不安
3回 韓国を打ち倒せ!
4回 快音はいまだ聞こえず
5回 深いサンディエゴの霧が晴れて
6回 天国と地獄―韓国と4度目の戦い
7回 野球を創った国との戦いを経て
8回 5度目の死闘の果てに手にした連覇
9回 サムライたちのエピローグ
延長戦 対談 WBCが変われば、世界の野球も変わる(永谷脩;武田薫)
著者等紹介
永谷脩[ナガタニオサム]
1946年生まれ。東京都出身。出版社勤務を経てスポーツライターとして独立。現在、『Number』『週刊ポスト』『アサヒ芸能』などで執筆している
武田薫[タケダカオル]
1950年生まれ。宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社入社、運動部、整理部を経て85年に退社する。テニス、マラソン、野球の取材を精力的に続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaz
8
韓国との5度の熱戦。決勝戦は、仕事の合間にテレビを観たのを覚えています。興奮したなあ。今年のWBCには、どんなドラマが待っているのでしょうか!すごく楽しみです。・・・あれから4年。イチローがヤンキースに行き、城島が引退し、福留は阪神に。岩村はズタズタになってヤクルトに出戻り。ダル、青木、藤川、中島、川崎はメジャーへ。内川はホークス、杉内、村田はジャイアンツへ。たった4年で目まぐるしく変わる球界地図。久しぶりに読んでみると感慨深いものがあります。2013/02/04
shizaru
1
ドキドキしながらテレビ観戦したことを思い出す。永谷脩の文章だけで1冊分にならなかったのが残念。2012/02/05
kaz-hansen
1
あの熱狂、興奮がよみがえる。今年のことだったんだなぁ。随分前のことのように感じる。しかし、この本を読んで記憶が鮮明によみがえった。それぞれの苦悩、葛藤、落胆、歓喜・・・様々な感情の上に成しえた快挙。表面的な報道では知りえない裏話、事情なども分かった。中日の対応に肯定的だったのが、何か、意外。でも事情が分かればなんとなく納得。後遺症のことを考えるとやっぱり運営にはまだまだ課題が山積。世界的に盛り上がるには、あと何年かかることやら。2009/12/08