内容説明
2日で源氏物語の全ストーリーが読める。あらすじ、面白コラム、系図や写真、絵巻も充実。
目次
生い立ち―桐壷
恋と悲しみ―帚木・空蝉・夕顔
輝く青春―若紫・末摘花・紅葉賀
つまずき―花宴・葵・賢木・花散里
漂泊の日々―須磨・明石
ふたたびの都―澪標・蓬生・関屋・絵合・松風
熟れたる恋―薄雲・朝顔
若者たち―少女・玉鬘
六条院の栄華―初音・胡蝶・蛍・常夏・篝火・野分
忘れ形見の乙女―行幸・藤袴・真木柱
子らの祝宴―梅枝・藤裏葉
めぐる因果―若菜上・若菜下
悲劇の結末―柏木・横笛・鈴虫・夕霧
永遠の別れ―御法・幻・雲隠
二人の男君―匂兵部卿・紅梅・竹河
宇治の姉妹―橋姫・椎本
もつれる恋―総角・早蕨
つきせぬ思い―宿木・東屋
身代わり―浮舟・蜻蛉
この世は夢―手習・夢浮橋
著者等紹介
山田真理[ヤマダマリ]
1961年、東京生まれ。フリーライター、エッセイスト。時事的コラムをはじめ、住まい、教育など実生活に根ざした分野で執筆を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
22
らくらくは読めなかったけど、昔の人たちの暮らしぶりが垣間見えるかんじでした。大雑把にストーリーを読んでから読み直すと、もう少しきちんと理解できる気がします。2014/08/24
misui
1
『窯変源氏物語』を途中で脱落したのでこれでおさらいと続きを。あれほど権勢を誇っていた光の君の最後が巻名を残すのみであること、ならびに中途半端な形で物語が結ばれていることに大きな衝撃を受けた。下手すれば千年もこの空白を引き受けてきたのかと思うと絶句するしかない。2010/10/07
阿呆った(旧・ことうら)
0
本文のあらすじと、人間関係図や、家•街の間取り図、作中に出てくる言葉の説明、ゆかりのある場所や寺社の紹介など。2015/12/13
千秋
0
源氏物語を読むにあったって手始めに読んでみました。ますます、ハマりそうです。2012/10/01
Suzu
0
登場人物が多すぎて人間関係が複雑過ぎ。ただこの時代の背景や文化の解説は興味深かった。2024/06/18