内容説明
現在も捜査ケイゾク中の19の難事件を殺人捜査のプロが徹底検証。
目次
死期の迫った老人がなぜ殺されたのか―北海道・鹿追老人ホーム殺人事件
わずか25分の間に何が起こったのか―八戸女子中学生殺人事件
犯人は本当に身代金目的で功明ちゃんを誘拐したのか―高崎児童誘拐殺人事件
これは連鎖的な殺人事件なのか―千葉二十代女性連鎖殺人事件
犯人は殺害後、なぜ火を放ったのか―柴又女子大生刺殺放火事件
犯人はなぜ残虐な殺し方をしたのか―巣鴨とんかつ屋女店主殺人事件
なぜ犯人はマンホールに遺体を隠したのか―多摩保母殺人マンホール死体遺棄事件
なぜ「たんす預金」は盗られなかったのか―八王子たばこ屋母子殺人事件
犯人はなぜ被害者の駐車場に戻ったのか―金沢水泳インストラクター殺人事件
なぜ犯人は殺害後遺体を押入れに隠したのか―岡谷看護助手殺人事件〔ほか〕
著者等紹介
田宮栄一[タミヤエイイチ]
1932年10月生まれ。山形県出身。中央大学法学部卒業。1952年警視庁入庁。愛宕警察署を振り出しに警察官生活に入る。1978年成城警察署長、以後刑事指導官室長、捜査共助課長、鑑識課長、捜査第一課長、新宿警察署長、刑事総務課長、刑事部参事官、警察学校校長などを歴任。この間、ホテルニュージャパン出火焼死事件(33名死亡)、羽田空港沖日航機墜落事件(24名死亡)、晴海埠頭リンチ殺人・死体遺棄事件、東雪谷四丁目一家3名強盗殺人事件、死体なき殺人といわれた東池袋一丁目骨董店『無尽蔵』店主殺人・死体遺棄事件、中曽根事務所に対する電話利用の脅迫・業務妨害事件、大泉学園町一家5人殺人・死体損壊事件、ロスアンゼルス市内における保険金目的殺人・同未遂事件(ロス疑惑)、富岡一丁目身代金目的小学生誘拐殺人事件などの難事件、重大事件を次々と解決に導く。1989年9月、警ら部長を最後に警視庁を退職。同年10月ヤマト運輸(株)入社。1997年6月、代表取締役専務を最後に退社。以後、数々の要職を歴任。マスコミにおいては、重大事件や難事件の際にはコメンテーターとして、刑事ドラマなどにおいてはスーパーバイザーとして、幅広いフィールドで活躍
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