感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
19
電気工学科の3年に編入する際に、このシリーズと工業数学の本を読むように薦められました。 当時は、オームの法則も記憶していないほど、電気工学の知識が抜けていました。 半年くらいで、電気基礎講座を読んで、残りの半年で制御基礎講座を勉強しました。 無事、規定の年数で卒業できたのは、この講座のシリーズと工業数学の本のおかげだと思っています。 電気科を卒業していない人が、電気の勉強を始めるのには最適の本だと思っています。 松下からソフトウェアのプログラムの基礎講座がでるのを期待しています。2020/03/07
ユビヲクワエルナマケモノ
3
本シリーズはとにかく説明が丁寧。あらゆる公式がなぜそうなるのかの導出が説明されている点で非常に勉強になる。欠点は初版昭和50年(!)が示す通り、レイアウトが古式ゆかしく全てモノクロの為、重要点がぼやけがちなところ(一応各章冒頭に「学習の概要」としてまとめはある)。また、電熱計算に現在では使わないcal(カロリー)を使用しているのはさすがに改訂が必要では。とはいえ、それだけ長く読み継がれてきたシリーズであり、演習問題もそれなりにある。勉強の能率の点で一歩譲るが、一通り勉強した後に読むと確実に力が付く。2022/09/29
ごん
2
電子工学の直流について、というよりは基本的な計算、知識を学べる感じかな。並列回路の抵抗計算とかもあるし。 文章は読みやすいが読む気がややしなくなるレイアウト。ちゃんと読めば分かりやすい本だから怖じけずに。2017/08/21