内容説明
『教師Mは体罰教師!』週刊ジャーナル編集部に突然、送られてきたFAXを見たフリーの記者・大野曜子は取材を開始する。あさひ台中学の社会科教師・水島が生徒を階段から突き落としたというのだ。取材をうけた水島は曜子につい口ばしる。「体罰は必要悪だ!」と。週刊誌の記事にのり、水島は“暴力教師”のレッテルを貼られる。曜子は取材をすすめるうち、水島にはかつていじめた相手から彫刻刀で刺されるという過去があり、今はその男と親友となっていること、さらに、転落した生徒が裏でいじめに関わっていたことなどを知っていく―。教師と生徒の信頼とは!?いじめが残す心の傷とは!?「第23回放送文化基金賞」受賞。
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