内容説明
本書はすべて作家・評論家として活躍中の大衆文学研究会の会員によって執筆されている。松の廊下の刃傷事件から討ち入りまでの顛末、さらにその周辺の諸々を、十章十項目、計百話によって構成し、いわゆる「赤穂事件」の真相と「忠臣蔵」の虚実が、本書によって明解に読み取れる。
目次
対談 なぜ浅野内匠頭は刃傷に及んだか(尾崎秀樹;早乙女貢)
概説「赤穂事件」と「忠臣蔵」
松の廊下から赤穂開城まで
浪士の動向から討ち入り前夜まで
吉良邸討ち入りから浪士切腹まで
赤穂浪士銘々伝
吉良・上杉方の人々
徳川幕閣の人々
赤穂事件をめぐる女性たち
義士外伝の人たち
「忠臣蔵」の虚と実
赤穂浪士をめぐる文学と映画
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