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内容説明
人は“出会い”を求めて旅に出る!!青春との邂逅、家族への優しい眼差し、時に人生を語り、生きる道しるべも教えてくれる。詩情あふれる64のストーリー。
目次
旅するお椀(赤木明登)
金沢の魅力はどこにあるのか?(秋元雄史)
日記は旅する(阿久悠)
丹後の千年椿(麻生圭子)
山陰本線びいき(有栖川有栖)
隠れ里の出会い(アレックス・カー)
宮島口(安野光雅)
光源氏の子孫(市田ひろみ)
むかしの旅 いまの旅(五木寛之)
僕の西日本「旅」体験(イッセー尾形)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろさん
13
JR西日本の情報誌にのせられた旅に関するエッセイをまとめた本。著名人数十名が執筆しているので、自分の気になる人の分だけを拾い読みしていた。その中に西加奈子さんがいてルンルンと読んでいたら、今度、私が行こうとしていた「高野山」についてのエッセイ。宿坊に泊まって写経や朝の読経にも参加していたので、本当に今読むべき本でした。図書館員のおすすめ本コーナーにあったので手に取りましたが、こういう偶然があるから本との出会いは面白い!2022/08/30
Takahide✈Yokohama
1
JR西日本の広報誌連載のエッセイ。普通の人ならば気にしないような場所をその人の目を通すことで興味あるものに変えるって面白い。JR西日本圏内の鉄道が殆ど出てこない作品も載せるとは懐深いかも。2020/03/17
fukui42
1
人情モノかなあと読み始めました。著名人といっても実に様々な方が列車や、出かけた先の思い出を書いてました。谷村新司さんの「駅弁は心のエネルギー」「富士山でその日の運勢を勝手に占う」って、わかるう!。あと私の 地元が出てきた回は興味深い。毛利衛さんの「F駅(地元駅)の駅構内で食べた蕎麦が美味しかった」の記述を見て、もう猛烈に駅そばが食べたくなりました。一人旅、したいなあ。2019/11/20