交通新聞社新書<br> 中央本線、全線開通!―誘致攻防・難関工事で拓いた、東京~名古屋間

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交通新聞社新書
中央本線、全線開通!―誘致攻防・難関工事で拓いた、東京~名古屋間

  • 中村 建治【著】
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  • 交通新聞社(2019/02発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784330946191
  • NDC分類 686.213
  • Cコード C0265

出版社内容情報

130年前、中央線の前身である「甲武鉄道」が明治22(1889)年4月、新宿?立川間で開業。やがて本州の中央部を縦横断、山間を抜けながら東京?名古屋間をつなぐ、約424キロを走る中央本線となった。全通に至るまでは、起点駅では八王子と御殿場間、経由ルートでは木曽(中山道)と伊那・飯田(飯田街道)間など、激しい誘致攻防が繰り広げられた。本書は、こうした全線開業に至る紆余曲折を、時代背景の変化とともに事実に基づき綴っていく中央線史話となる。

中村建治[ナカムラケンジ]
著・文・その他

内容説明

1889年、中央線の前身である「甲武鉄道」が、新宿~立川間で開業。それから22年後、本州中央部を抜け東京(飯田町)~名古屋間をつなぐ、中央本線が開業した。全通に至るまでは、駅や経由ルートで激しい誘致攻防が繰り広げられた。また、笹子トンネルや川の流れる谷あいを渡る事業など、工事は難関続きであった。本書は、こうした全線開通に至る紆余曲折を、事実に基づき綴っていく中央本線誕生の史話となる。

目次

序章 400キロを20時間かけて直通 明治の鉄道技術を駆使して竣工
第1章 中山道敷設は中止して東海道へ ルート未定のままで中央線計画
第2章 中央線の産声は私鉄の甲武鉄道 国有後に延伸し東京駅が起点へ
第3章 起点は八王子と御殿場で競う わが国最長の笹子隧道を掘削
第4章 政治・現金・人脈などを総動員 木曽VS伊那間の誘致闘争に決着
第5章 隧道掘る直通案を迂回線に変更 辰野駅は設置場所や駅名で波乱
第6章 木曽川に日本最長橋梁を架橋 名古屋乗り入れ路線でも波乱
第7章 宮ノ越~木曽福島間で全通 名古屋で盛大に開通祝賀会

著者等紹介

中村建治[ナカムラケンジ]
昭和21(1946)年、山梨県大月市生まれ。明治大学政治経済学部卒。鉄道史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yamakujira

7
タイトルの通り、明治時代に敷設された中央本線の計画から竣工までの経緯をひもとく。有力者の我田引鉄と言われる塩山や辰野の大回りは勾配による技術的な迂回だったとか、計画段階では御殿場起点案もあったとか、木曽と伊那の誘致合戦とか、紆余曲折が興味深く、線路を忌避して寂れた地区もあれば、駅を誘致した先見性も今ではむなしい地区もあって、時代の変遷を感じるなぁ。史実に基づいたフィクションと言うわりには物語性は薄く、少々脚色したルポに留まるけれど、技術者や政治家の群像劇にすればおもしろい小説にできそうだ。 (★★★☆☆)2021/06/26

Teo

3
題名どおりに中央本線開通までの話。艦砲を避ける為に内陸だけで東京と京都・大阪を結ぶ鉄道として中央本線が東海道本線よりも先に期待されたと言う話はよく聞く。今を知る人間ならどうせどちらも開通しますよ、となるが、鉄道敷設の費用捻出が大変だった明治政府としてはどちらを建設するかと言う決断が必要だったろう。その結果中央本線は後回しになったものやはり建設される訳で、今度はどこに建設するかでまた費用などと奮闘する。お話はここから。2019/07/30

Hanna OBARA

1
お世話になっている身近な線がどのような来歴を持っているのかを知ることが出来た。諏訪に行く前に読めたら、道中もっと楽しめたろうな。2019/04/02

やまほら

0
著者おなじみの手法による「フィクション」(「まえがき」より)。「鉄道書文書」等ではなく自治体史を参考文献としているためか、いわゆる「鉄道忌避伝説」寄りの記述となっている。それでも路線や駅の「誘致攻防」には興味深いものも多かった。なぜか名古屋鶴舞(「つるま」なんですね)公園での全通祝賀会の様子がたっぷり。2019/03/30

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