内容説明
日本国中に新しい旅のブームを呼び起こし、国鉄のイメージを変えた「ディスカバー・ジャパン」。「いい日旅立ち」、「フルムーン」などに引き継がれ、JRになった現在もそのDNAは生き続けている。本書は、当時の担当者の証言から発想の原点を探り、今後の戦略的営業展開に必要なヒントを導き出す。
目次
第1章 新しい旅の出発(祭りの後をどうするか;旅とは何か、移動とは何か? ほか)
第2章 アンノン族誕生(「平凡パンチ」から「an・an(アンアン)」へ
生きたファッション写真にあこがれて ほか)
第3章 人が動いた、時代も動いた(夢を追う男たち;まず自分が動き、現場に漂う風をつかめ ほか)
第4章 まだ列車に乗せる人たちがいる(日本人の旅は「夫婦不在」でいいのか;フルムーン夫婦旅行の広がり ほか)
第5章 ディスカバー・ジャパンふたたび(アンノン族たちのその後;なぜM&Dで旅行するのか ほか)
著者等紹介
森彰英[モリアキヒデ]
東京生まれ。東京都立大学人文学部卒。出版社勤務を経て1969年からフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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